うつ病になり、やめたこと、はじめたことなど-3

1.はじめに

こんにちは。

今回は、私がうつ病を治療していくにあたり、やめたこと、はじめたこと、それらにより得られたこと、今後のこと、について説明していきたいと思います。

今回の内容は私個人の場合の話なので、もちろん、個人差はあるとは思いますが、少しでも多くの人の役に立つことを願い、共有したいと思います。

この話は思ったより長くなってしまったので、記事を数回に分けて、内容について共有しています。やめたこと、はじめたこと、については、前の記事にて説明していますので、まだ見ておられない方は、是非、ご覧ください。

 

今回は、得られたこと、今後のこと、についての記事になります。

 

今回の記事では、うつ病当事者の私が、うつ病改善の為にやめたこと、はじめたことが、どのような症状の改善に繋がったのか。また、現在の私の状態と、今後どうする予定なのか、ということが共有できます。

抑うつ状態のときは、この苦しみが本当に改善する日が来るのか、思い悩む日々が続くと思います。ですが、結論、私はまだ寛解はしていないですが、うつ症状は、改善していきます。みなさん、信じて、とりあえず今日を生き抜きましょう。

それでは、本題に入りたいと思います。

 

2.得られたこと

まず、得られたことについて、共有させて頂きます。

2-1.うつの症状が改善してきた

まだ波はありますが、症状は改善してきました。日常生活を、大きな問題なく、過ごせている状態です。なにより、日常に、生きることに、充実感や、幸せを感じる感覚が、少しずつですが、戻ってきました。

2-2.貧困妄想が無くなってきた

私は普段から物にあまり執着が無いので、普段お金もそんなに使わず、更に残業もガツガツしていて、また、傷病手当金などで、貯金はできずとも十分に生活していけているのに。なぜか、お金がない、どうしよう。このままでは生活が立ちゆかなくなる。破産してしまう。という妄想にとりつかれていました。このように、お金がない。お金がなくなる。という不安に極端にとらわれてしまうことを「貧困妄想」といいます。
貧困妄想が無くなったのは、うつ症状が改善してきて、物事を多角的な視点から見られるような状態に戻ってきたからだと分析しています。お金に関しても、集中力が戻ってきたことにより、実際に家計や資産について自分で計算したり、そもそもお金とは?長期投資は?退職金は?年金は?などなど、色々と学習や実践をしてきたことにより、改善していったような感じです。

2-3.家族内での役割分担ができた

私とパートナーは、性格が正反対であるのと同時に、得意なこと、苦手なことも、結構t違ったりします。これは話し合いを通じて、明確になっていきました。その結果、お金や資産の管理は全て私がすることになり、育児や家事は、基本は2人で協力するが、パートナーのほうが主導する。など、より円滑に、ストレスを少なく、日常が過ごせるようになってきました。生活スタイルは人それぞれあると思います。冷静に話し合えるようになるまで、私はだいぶ時間がかかりましたが。生活を共にする人がいる場合、話し合うことは、とても重要です。

2-4.適正体重へ減量した

これは、食事の改善と、運動による結果です。約10kgほど減量し、肥満状態から適正体重に戻りました。また、基礎体力もつきました。それにより、充実感が得られ、自己肯定感の向上を感じています。ただ、発症から2か月程は、私は殆ど何もできない状態でしたし、過食と拒食を繰り返していて、酷い状態でした。運動をし始めた当初も、やりすぎて、体を壊しかけたりしたので、結果だけみると良いのですが、いま思えば、あまり適切なセルフケアではなかったかもしれません。

2-5.趣味ができた

うつ病を機に始めた、運動。それから学習。が、趣味になりました。
学習とは、語学、お金、精神医学、仏教、心理学、など、さまざまです。
無理のない範囲で、継続していきたいと思っています。

 

3.今後の予定

次に、今後についてです。

3-1.やめたこと、はじめたことの継続

まず、やめたこと、はじめたこと。これを今後も継続することが、いまの大前提という感じです。

3-2.不眠治療の継続

不眠は、まだ治療できていません。もともと不眠気味だったのが、うつをきっかけに、悪化しました。寝つけなかったり、中途覚醒や悪夢を頻繁にみたり、要は、薬を飲んでも寝れない、という状態です。しかし、ぐっすり寝れる日もできてきました。なので、これを改善することが、社会復帰への最終段階だと思っています。生きていく為に復職しないと、と悩む日々ですが、毎日、同じ時間に、寝て、起きる。これができれば、復職できるような気がしています。

3-3.社会復帰の準備

正直、まだ恐怖しかないですが、色々と考えた結果、今は、元の職場に戻ること。これが最善だという結論にたどり着いています。具体的には、残業の有無や職場異動の有無、仕事内容についてなどの環境調整。また、私が本当に働ける状態なのか、など産業医との面談が中心になると思います。

3-4.うつの治療継続

特に不眠、抑鬱、怒りのコントロールです。だいぶ安定はしてきましたが、やはり人生は自分の思い通りにいかないもので、うつを完全に治すのは無理だろう、と思っています。しかし、うまくコントロールできるようにはなるだろう、と今は思えています。再発しないよう、通院と治療を、継続します。

3-5.完璧思考、べき思考、白黒思考、の改善

私は、自分がこの全てに当てはまると分析しており、これらがうつ発症の大きな要因のひとつと考えています。ただ、生まれながらの部分も大きいと思いますので、これも完全に治すのは無理かもしれません。ですが、うまく付き合っていく必要があると考えています。

4.まとめ

最後に、まとめです。

得られたことについては。
 1.うつの諸症状が改善してきた。
 2.貧困妄想が無くなった。
 3.家族内での役割分担ができた。
 4.適正体重へ減量した。
 5.趣味ができた。 でした。

また、今後については。
 1.やめたこと、はじめたことの継続。
 2.不眠治療の継続。
 3.社会復帰の準備。
 4.うつの治療継続。
 5.完璧思考、べき思考、白黒思考、の改善。 でした。

もし全部を長々と最後までみて頂いた方々がいれば、誠にありがとうございます。

抑うつ状態のときは、自分が治るイメージがつかないと思います。ですが、時間がたてば、少しずつ治ってきます。

セルフケアなども色々とお話させて頂きましたが、あくまでご参考です。治療の本筋は、十分な休息と、医師を頼ること。薬物療法。であることを、忘れず、無理をし過ぎないようにしてください。

 

では、今回も最後までご覧頂き、誠にありがとうございました。
少しでも皆様のお役に立てればうれしいです。また、宜しくお願いします。

 

youtube

https://www.youtube.com/@Gamma-ls7fg